メンバー紹介

前職では、税理士の資格取得のためのスクールで講師を務めていました。そこでは相続税法を担当させていただいていたのですが、そこで培った知識を活かし、実務の現場にフィールドを広げてみたいという思いから、転職を考えました。大手の事務所に就職していた友人から、大手の事務所では業務の種類が偏ってしまうということを聞いておりました。私は資産税をメインとしつつも、資産税をこなすには色々な業務に対応できる能力を身に着ける必要があると感じており、中小の会計事務所であれば様々な業務や知識の習得ができるのではないかと考え、中小の会計事務所に絞って転職を行いました。

その中でも、森総合税理士法人は資産税にも力をいれ、帳簿の作成のみにとどまらず、お客様への提案を積極的に行っている提案型の会計事務所でした。お客様への提案を積極的に行うなかで、高い能力を身につけられると思い入所しました。

印象的な仕事はたくさんありましたが、税務調査の立会いはどれも強く印象に残っております。調査日前のお客様の不安の払拭から、調査日当日、その後の税務署対応まで、すべてが印象に残っています。

また、税務調査が終了した後のお客様からの感謝の言葉は、仕事の中で最もうれしいことの一つです。

私の主な業務としてやらしていただいている相続対策を進めているお客様は、中小企業の社長様、個人事業主様、医療法人の院長先生や大学の教授など、ＶＩＰな方がほとんどです。

お客様と直接ご対応をさせていただく場合には、話し方・身だしなみに始まり、話す内容・説明方法・説明時間など様々なことに気をつけるようにしています。

また、実務的なことで一番気をつけていることは、相続対策の実行に際して各種税目の変動要素に見落としがないかという確認です。相続対策を実行するときは相続税・贈与税のみならず、必ず所得税・法人税・消費税に何かしらのインパクトを与えることになります。相続対策ではこれらの税目もトータルで考える必要がありますので、所内で連携をとりつつ、すべての見落としを無くし、リスクを洗い出すように心がけています。

お客様にご満足いただくサービスを提供するのはもちろんのこと、個人的なこととしては知識の習得はまだまだやりたいです。欲を言えば、実務的な仕事のみならず、アカデミックな知識も深めてみたいと思っています。租税法とは憲法で保障されている財産権に対する侵害規範といわれています。そのため、租税法の各規定には必ず理由が存在します。これらの深い部分を理解することにより、実務的なサービスも向上できるのではないかとうっすら感じています。

新しい環境や職場に飛び込むことは、非常に勇気がいることだと思います。また、現在皆さんは、仕事に対応できるか、どのようなお客様がいるのか、人間関係はどうなのかなど様々な思いをめぐらせながら、弊所ホームページをご覧いただいていることと思います。我々も森総合税理士法人に入所するときは皆さんと同じ気持ちでした。ただ、このような不安は抱く必要は一切ありませんでした。

森総合税理士法人には、皆さんの力を必要としているお客様がたくさんいます。

是非とも、我々と一緒にお客様のサポートをし、皆さんと一緒に成長をしていければと思います。